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    こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。

     

    eBayでの取引における発送方法は、EMS、国際eパケット、小形包装物SAL便(書留付)の他、昨今では「国際eパケットライト」という発送方法が多くのeBayセラーに好評です。

     

    この記事では、国際eパケットライト(eパケライト)について解説していきます。

     

     

    国際eパケットライトとは?

    2016年10月1日にスタートした国際郵便のサービスです。追跡サービス付きで、2週間程度で受取人さまの郵便受箱へ配達するサービスです。書留扱いの国際eパケットよりも安い料金で利用できます。主に軽量で比較的安価な商品を発送するのに適したサービスです。

     

    当初は試験導入として、取扱い郵便局も対象国もかなり限定的でしたが、2017年10月1日からは、全国の郵便局で引き受けてくれるようになり、対象国も拡大されています。

     

     

    eパケライトの対象国(2019年4月現在)

     

    第1地帯
    (アジア)インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、大韓民国、中華人民共和国、マカオ、マレーシア、フィリピン、ブータン、ベトナム、香港、アメリカ合衆国の海外領土(グァム、サイパン、ウェーキ、北マリアナ諸島、ミッドウェイ諸島)

     

    第2地帯
    (オセアニア)オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ合衆国の海外領土(米領サモア)
    (北米・中米)アメリカ合衆国および同国の海外領土(プエルト・リコ、米領ヴァージン諸島)、カナダ、メキシコ
    (中近東)イスラエル、トルコ
    (ヨーロッパ)アイルランド、イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ロシア

     

    第3地帯
    (南米・アフリカ)ブラジル

     

     

    サイズ・重さの条件

    サイズ : 長さ+幅+厚さ=90cm(ただし、長さの最大は60cm)まで
    ※巻物:長さ+直径の2倍=104cm(ただし、長さの最大は90cm)まで
    重さ :  2kgまで
    ※小形包装物、eパケットと同じです。

     

     

    国際eパケットライトと通常の国際eパケットとの違いは?

    国際eパケットライトと、通常の国際eパケットとの違いは、大きくは以下のとおりです。

    • 発送可能国が限られている
    • 補償がない「特定記録郵便」である点
    • 受取人の受領サインはなく、ポスト投函である点
    • 日本国内は「SAL便扱い」相手国では「航空便扱い」である。

     

    まず、発送可能国が限られている点ですが、現時点において、eBay輸出におけるメジャーな国は、ほぼ網羅されている、という印象です。

     

    「トラッキングナンバーはついているものの、補償がない」点については、個人の判断に委ねられる部分です。例えば、「安価な商品はeパケライト」「補償をつけたい高額商品はeパケットかEMS」といったイメージですね。これは、日常生活において、「どこまで自動車保険をかけるか」「いくらまで生命保険をかけるか」に近いところがあるように思います。筆者の場合は、6,000円を超えるものでも、eパケライトでドンドン発送しています(笑)

     

    EMS、国際eパケット、書留の場合は、手渡しで「受領サイン」をもらい、配達完了となります。よって、不在時には、持ち戻りとなります。残念ながら、海外の多くの国では、不在票が入らないなど、再配達に関する手続きが非常に雑なため(苦笑)、日本に返送されてしまう事がたまにあります(笑)
    eパケライトの場合は、関税が発生している場合を除き、原則「ポスト投函」となります。よって、不在時の持ち戻りは防ぐことができる点は、メリットと捉えることが出来ます。

     

    eパケライトは、「SAL便扱い」と明記されておりますが、正確には、日本国内は「SAL便扱い」、相手国では「航空便扱い」となります。よって、相手国に到着してから、バイヤーさん宛に到着するまでのスピードが非常に早く、場合によっては、EMS並の時もあります(笑)

     

     

    国際eパケットライトはどのくらい安いのか?

     

    ここでは、第2地帯(アメリカ、ヨーロッパなど)の1kgまでの料金で比較をしてみました。

    200gを超えると、eパケットとの比較では、既に100円以上の差額が出てきます。eBayでの出品において送料の高い安いは落札率に大きく影響しますので、安く設定できるのは大きなメリットといえます。但し、前述の通り補償はないため、心配な方は、安価な商品、または仕入れ値が安い商品に限定したほうがよいでしょう。

     

     

    発送ラベル

    eパケライトの発送ラベルは、PC上で作成し、プリンターで出力する必要があります。
    日本郵便における国際郵便マイページのシッピングツール、eBayシッピングツール、Hirogeteなどのシッピングツールで利用可能です。また、発送ラベルはカラーでなく、白黒での印刷で構いません。

     

     

    今日のまとめ

    国際eパケットライトの以下の特徴を理解して、積極的に活用していきましょう。
    ・eBay輸出における、メジャーな取引国は、ほぼ網羅されている
    ・紛失補償がないため、「安価な商品はeパケライト」「補償をつけたい高額商品はeパケットかEMS」と使い分けることを推奨
    ・ポスト投函であるため、持ち戻りがない
    ・日本国内は「SAL便扱い」だが、相手国では「航空便扱い」である。






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