こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
昨今の日本ブームで、日本の地ビールや日本酒、ウイスキーなどは海外でも需要が高まっています。では、eBayでアルコール類は出品できるのでしょうか。
まず、結論から言いますと、一部のeBayから許可されたワイン業者以外は、eBayにアルコール類を出品することはできません。
「え、eBayでワインとか検索すると、普通に出てくるけど?」とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。
eBayのカテゴリーでいうと、Home & Garden > Food & Beverages > Alcohol & Alcohol Mixersとなりますが、基本的には国際配送はしていません。アメリカならアメリカ国内のみ、イギリスならイギリス国内のみが発送の対象となっています。
セラー情報を見れはすぐに理解できると思いますが、セラーは、全て業者です。eBayでの出品、販売に必要な免許の写しの提出などの登録がなされています。また、アメリカの州ごとに存在するアルコールの取扱いに関する法律にも対応が必要です。
また、アメリカではワインの類は出品されていますが、ビールは一切出品されていません。
輸出以前の話になりますが、酒類の販売をしようとする場合には、酒税法に基づき、所轄税務署長から酒類の販売業免許を受ける必要があります。
したがって、日本のヤフオクなどで、継続して酒類を出品し販売を行う場合は、酒類の販売業に該当し、販売業免許が必要となります。
ただし、元々自分で飲む目的で購入した酒類、又は贈答品ど、家庭で不要になった酒類をヤフオクに出品するような、単発的、継続的な酒類の販売に該当しない場合には、販売業免許は必要ありません。これは、フリーマーケットや学校のバザーなどに酒類を出品する感覚と同じです。
仮にeBayで出品できたとしても、「通信販売酒類小売業免許」といったものも必要となります。
よって、そもそも、酒類は、いわゆる転売はできないカテゴリーと言えます。
ちなみに、ノンアルコールビールや、ノンアルコールワインについても、eBayから許可されたワイン業者だけが取り扱えるとされています。
Home & Garden > Food & Beverages > Alcohol & Alcohol Mixersのカテゴリーで出品できるものもあります。
です。
もちろん、食品・食材に関しては「出品ページに賞味期限を記載」「賞味期限内にバイヤー様へ届けることが出来る」「温度管理などを含めて安全に輸送できること」など、食品を出品する際のポリシーを遵守する必要があります。
なお、空のビール缶、ビール瓶、ウイスキーやワインのボトルは、Collectiblesのカテゴリーで沢山の取引があります。その際は、出品ページの写真と商品説明にて、きちんと空(Empty)であることを表現する必要があります。中身は飲んでしまって(笑)、レアな容器をeBayに出品していきましょう。
海外で人気の日本の地ビールや日本酒、ウイスキーなどのアルコール類は、法律に基づいて許可を得た業者以外は、eBayに出品することは出来ません。
そもそも、アルコール類の販売には、酒税法に基づく免許が必要となります。
なお、空のビールの空き缶、ビール、ウイスキー、ワインの空きボトルなど、アルコール関連のグッズは、eBayで高い需要があります。是非、中身はご自身で楽しんで頂き(笑)、空いた容器を出品してみて下さい。