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    eBayの取引において、購入/落札したにもかかわらず、
    なかなか支払いをしないバイヤーさまに遭遇してしまう場合があります。

     

    これは、評価の少ない初心者バイヤーのみならず、
    評価が4桁を超えるベテランバイヤーからの購入でもありがちです。

     

    そのベテランバイヤーが業者だったりすると、
    同じ商品でもっと安価なものを見つけた、だったり、
    支払いの遅れのさじ加減を熟知していたりしていることから起こるのでは、
    と考えています。

     

    このような場合は、別の記事で解説している通り、
    支払い催促のメールを何度も送ったり、
    場合によっては、Unpaid caseをオープンする必要があります。

     

    時には、バイヤーから一切の連絡が来ないため、
    やむを得ず、キャンセルの手続きをしたり、
    そのバイヤーをBlock buyerのリストに入れたりと、多くの手間が発生します。

     

    特に、無在庫による出品の場合、バイヤーからの入金を待っている間に、
    仕入元が在庫切れとなってしまったり、
    逆に、バイヤーからの入金を待たずに、
    先に商品を手配してしまった後にキャンセルになってしまった、
    などと困った事態に繋がってしまいます。

     

     

    これを未然に防ぐ方法があります。
    「Immediate payment(即時払い)」という設定です。

     

    これを設定すると、
    バイヤーは、Buy It Nowと同時に決済しないと、
    購入することができません。
    よって、バイヤーが購入したまま放置、という事は起きなくなります。

     

     

    Immediate payment(即時払い)の設定の仕方

    通常のPayPal支払とは別に、即時支払用のPayment policyを作ります。

     

     

    1. My eBay > Account > Business Policiesをクリック

     

    2. Create policyのメニューから「Payment」をクリック

     

    3. Create payment policyにて、任意のPolicy nameをつけ
    (ここでは「PayPal:Immediate pay」とします。)、
    PayPalにチェックを入れ、PayPalのメールアドレスを入力し、
    その下の「Require immediate payment when buyer uses Buy It Now
    (バイヤーがBuy It Nowを使用する際、すぐに支払いが必要)」
    にチェックを入れ、Saveします。

     

     

    4. Policyの一覧に、「PayPal:Immediate pay」が表示され、
    即時決済用のPolicyが作成されたことが確認できます。

     

     

    5. 出品画面の「Payment Policy」を確認すると、通常のPayPal決済の他に、
    「PayPal:Immediate pay」、
    即時決済用のPolicyが選択できるようになったことが確認できます。

     

    6. Immediate pay(即時払い)が設定が出来るのは、即決式(Fixed price)のみとなります。
    オークション式で設定して出品しようとすると、以下のようなエラーが表示されます。

    (訳)
    ハイライト表示されたフィールドに正しい情報を入力してください。
    Payment policy – バイヤーへの即時支払いを要求するには、
    Buy It Now価格を入力する必要があります。

     

     

    オークション終了と同時に、バイヤーが支払いを完了させることは
    物理的に不可能ですので、設定はできない、という事です。

     

     

    但し、オークション形式にBuy it nowのオプションを付ける場合は、
    Immediate payment(即時払い)の設定は可能です。
    当然ですが、Buy it nowで落札された場合のみに有効となります。

     

     

    Immediate payment(即時払い)を設定するメリット・デメリット

     

    Immediate payment(即時払い)を設定するメリットは、
    前述の通り、バイヤーは、Buy It Nowと同時に、PayPalにて決済する必要があるため、
    バイヤーが購入したまま、支払いをせずに放置、という事はなくなります。
    いたずらを防ぐと同時に、支払いの催促をしたりするなどの手間が省けます。

     

     

    Immediate payment(即時払い)を設定するデメリットは、
    同じセラーから、複数商品をまとめ買いをしたいバイヤーにとって、
    「Request total」(同梱による送料再計算)する事が出来なくなります。
    よって、欲しい商品を送料の割引なく、1個1個決済をする必要があります。
    セラー、バイヤーがこの事に気がつけば、
    セラーは同梱による送料の差額をPayPalにて返金することはできますが、
    セラー、バイヤーともお互いに煩わしい作業となります。

     

     

    以上のように、メリット・デメリットが存在するため、
    通常払いと即時払いの使い分けが望ましいです。

     

    例えば、まとめて購入してもらえるような商品については、
    Immediate payment(即時払い)は設定せず、
    通常払いの設定をしておくと良いでしょう。

     

     

    逆に、無在庫商品や高額商品については、即時払いの設定が有効です。
    また、Free shipping(送料無料)の商品については、
    同梱による送料差額は発生しませんので、こちらも即時払いの設定がお薦めです。

     






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