こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
eBayで出品した商品が売れなかった場合、
出品設定をGood til cancelled(キャンセルするまで出品継続)や、
Automation Rules(自動再出品)の設定をしている出品以外は、
Unsold(売れなかった商品)のフォルダに入ります。
売れた商品はSold、またはOrdersのフォルダに入ります。
これらを再出品する方法には、
Relist(再出品)とSell similar(似たものを出品)の2種類があります。
実際操作してみると、どっちも同じような感じですが、明確な違いがあります。
この記事では、RelistとSell Similarの違いについて、解説をしていきます。
Relistは、その名の通り「再出品」する、という意味になります。
Relistの方法は、次の2つです。
1. My BayのSold(またはOrder)、またはUnsold内の該当商品のActions▼マークから「Relist」を選択。
2. 該当商品のページ左上の「Relist」をクリック。
Relistした場合は、
その商品をそれまでウォッチリストに入れていたバイヤーへ
「再出品された」というメールが届くという大きなメリットがあります。
再度ウォッチリストに入れ、購入を検討してくれるかもしれません。
また、その商品が一度売れたSoldの画面には「relisted this item」と表示されます。
Soldの画面を見て、「売れちゃったのか~」と落胆していたバイヤーにとっては朗報となり、
再出品されたページへ簡単にアクセスし、購入を検討してくれます。
一度売れた商品をRelistした場合、eBayには「売れた商品」という履歴が残っているので、
検索上位に上げてくれる可能性が高いため、重販には有効な手段です。
逆に、売れなかった商品をRelistすると、
eBayは「売れなかった商品」として認識しますので、
検索上では優位にはならない可能性が高いです。
eBayのSEO的に「Relist」は、売れた商品に対しては有効に働き、
売れなかった商品に対しては優位にならないという事です。
さて、本来、Relistは「再出品」が目的ですが、商品情報はその都度変更できます。
よって、商品は同じでも、新品か中古か、とか、中古で状態が異なる場合でも使用できる、という事です。
要は、テンプレート的な活用も出来るわけです。
しかしながら、商品情報の入替えが可能なので、極論、全部の入替えも出来てしまいます(苦笑)
そのようなことをしてしまうと、前述の「Relist情報」から辿ってきたバイヤーにとっては迷惑な話になる、
という事は覚えておきましょう。
Sell Similarは、その名の通り「似ているものを売る」、という意味になります。
Sell Similarの方法は次の2つです。
1. My BayのSold(またはOrder)、またはUnsold内の該当商品のActions▼マークから「Sell Similar」を選択。
2. 該当商品のページ左上の「Sell Similar」をクリック。
例えば、レコードやCD、DVD、ブルーレイなどのメディア商品は、
タイトルは違えど、重さや大きさ、スペックなどの基本的な説明は同じものがほとんどですよね。
タイトルや写真、状態表示を変えるだけで、次の出品が簡単にできます。
つまり、既存の出品商品ページはテンプレート的に使える、ということです。
よって、一度、CDの出品ページを作ってしまえば、2つ目以降のCDの出品は劇的に楽になります。
また、「Relist(再出品)の代わり」としても、使うことが出来ます。
前述の通り、eBayのSEO的に「Relist」は、売れた商品に対しては有効に働き、
売れなかった商品に対しては、優位に働きません。
出品したけど、売れ無かった商品は、「Relist」ではなく、
「Sell similar」で再出品をすることで、eBayからは、全く新規出品として扱われます。
中身は再出品ですが、SEO的には検索順位などリセットされた状態となるので、
再販売には有効な手段と言えます。
この場合、Unsoldに同じ商品が残ったままとなるため、
間違って2重で出品しないよう、削除しておいたほうが良いでしょう。
この記事では、商品を再出品する方法として、
Relist(再出品)とSell similar(似たものを出品)の2種類の違いについて解説をしました。
eBayは、売れ行きの高い商品、販売実績のある出品を検索上位に掲載する傾向があります。
よって、eBayで商品を再出品する場合、売れた商品は「Relist」を使用し、
売れなかった商品は「売れなかった」という記録を一度リセットするため、
敢えて「Sell similar」を使い、新規出品と同じように扱ってもらうようにしましょう。