こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
レコードはeBayでの人気カテゴリーのひとつです。特に、日本製のレコードは「質が良い」「帯が魅力的」などの独自の支持を受けており、1日に800~1,000枚くらい販売されています。
しかしながら、
「なんか、レコードって扱いにくい。。。」と思われている方が多いようです。この記事では、レコードの梱包方法について解説をします。
「レコードって割れたらどうしよう」というイメージがあり、これが参入障壁のひとつのようです。しかしながら、専用のダンボールを準備することで、非常に簡単に梱包できます。レコードは、元々、DJユースのような過酷な使用環境でも耐える商品ですので、丈夫です。むしろ、筆者はCDのプラケースの方がデリケートだと考えています。正しい梱包方法を知っておけば、安全にかつ簡単にレコードを全世界に発送することが出来ます。
レコードの梱包には、専用の梱包材を使用します。ダンボール等のリサイクル品は、美観の問題以上に、加工に大きな時間を要します。時短や労力削減といった点から、できれば最初から専用の梱包材を使用することが望ましいです。
①レコード用ビニールカバー(Plastic Bag / Plastic Sleeve)
国際郵便の場合、気温の差等で思わぬ湿気に襲われる場合があります。ビニールカバーで、ジャケットの防水対策を行います。
②エアパッキン / プチプチ (Bubble Wrap)
こちらは、衝撃対策に使用します。LPレコードのサイズは、約31cm四方と大きいため、プチプチも大きいサイズのものをお薦め致します。大きいサイズのプチプチは、「保管場所をとってしまう」というデメリットがありますが、コスト的には最もお得です。小さいサイズであればあるほど、その分高くなってしまいます。
③ダンボール (Cardboard、箱ならCardboard Box)
レコードの輸送中に起こるダメージのほとんどは、落下によるジャケットの角のつぶれ、シワです。以下のリンク先の専用ダンボールは「耳/ツバ」がついているので、落下時の衝撃を吸収してくれます。https://danbo-rukun.shop-pro.jp/?pid=64225122
④透明テープ
エアクッションで包み、ダンボールを透明テープで止めます。透明テープは、ガムテープと異なり、テープが重なっても付きが良いのでお勧めです。
国際郵便は取扱いが大変荒いため、前述でも説明しました通り、コーナー(角)が傷みやすいです。以下のように、ダンボールの外側は軽い凹みのように見えても、中のレコードのコーナーは簡単に曲がってしまいます。
よって、もし、耳/つばがないダンボールを使用する場合は、四隅をダンボールの切れ端で補強する事をお薦め致します。
EPレコードは、LPレコードやレーザーディスクと比較して、サイズが小さいため、梱包方法はより簡単です。こちらにも専用のダンボールが販売されていますが、リサイクルのダンボールを使っても容易に梱包することが出来ます。
まず、EPレコードジャケットのサイズにカットしたダンボール2枚でレコードを挟みます。その後、エアクッションで2重に包み、一般的な封筒へ入れれば十分です。海外に発送する場合は、厚手の封筒を使用するか、封筒の周りを透明テープで補強してあげると尚よいです。
レコードは、eBayにおける人気アイテムのひとつです。「割れたらどうしよう」「扱いが面倒そう」という事で参入者が少ないのです。実は、正しい梱包方法を知っておけば、安全にかつ簡単に参入することができます。
LPレコードやレーザーディスクを扱うのであれば、必ず専用のダンボールを準備します。梱包の手間、時間が圧倒的に削減できます。筆者の場合、耳/つば付きのダンボールを使用するようになってからは、角が曲がったなどのトラブルは一切起きていませんので大変おすすめです。