こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
eBayで販売した商品のほとんどは海外宛となりますので、国際郵便にて発送をします。この国際郵便には「こわれもの」という概念がありません。これは、日本郵便の公式サイトでも案内があります。
https://www.post.japanpost.jp/int/question/33.html
また、海外における郵便物の取扱は、非常に乱暴だったり、雑だったりします。
※ちょっと極端かもしれませんが、CNNで放送された映像です(苦笑)
https://youtu.be/lM3SRG7D21Y
よって、国際郵便では、「頑丈な梱包」は必須です。梱包グッズは、以下をご参照下さい。
https://smiley-journey.com/package/
この記事では、雑誌・書籍の方法を紹介してまいります。雑誌・書籍の類は「壊れてしまう」ということはなく、比較的梱包方法は簡単ですが、水濡れ、折れ曲がり、角打ちには、十分注意が必要です。
①商品にダンボールを当てる
・輸送中に折れ曲がったり、角がつぶれたりしないよう、本の下にダンボールを当てます。
・硬めの丈夫なものを用意して下さい。
・本の角や端を守るため、商品より気持ち大きめのダンボールに加工します。
②ビニールに入れる
・①をプチプチに巻いても構いませんが、防水や防湿などから、より安全に商品を保護するため、クリアパックと呼ばれるビニールに入れます。
・セロテープで数か所を止めます。頑丈にしたいが為に、グルグルとテープを巻き付けてしまうと、開梱の際、バイヤーさんがストレスを感じますので、最低限で構いません。その際、テープの端を折り返しておいてあげると、バイヤーさんは開梱しやすくなります。
③エアクッション(プチプチ)で包む
・商品を輸送中の衝撃から守ってくれます。
④サンキューレターを添える
・先程のエアクッションの合わせ目に、サンキューレターを入れます。
・筆者の場合は、ストアロゴ、お礼の文面、メールアドレス、Twitterアカウントを記載しています。
⑤封筒に入れる
A4サイズの一般事務用の茶封筒で構いません。軽量を謳った薄めのものがありますが、国際郵便には不向きですので、標準以上のもの(紙厚:85g/㎡以上)を使って下さい。
A4以上のサイズは、使用頻度が高ければ準備して良いです。もし、たまにしか使わないのであれば、A4サイズの封筒を2枚切って組み合わせると簡単に大きいサイズに対応できます。
⑥透明テープで止める
・隙間ができないよう、テープは長めにとり、しっかりと開封口や継ぎ目を止めて下さい。
透明テープで止めたら、梱包は完了です。
⑦送り状、パウチを用意する
・国際郵便マイページ、またはeBayシッピングツールで印刷した送り状とパウチを準備します。
日本国内に商品を発送する場合は、商品をプチプチで巻く程度で、強度は十分かと思います。しかしながら、前述の通り、国際郵便の場合は、荷物の取扱が大変荒いため、上記のプロセスで丈夫な梱包を行ないます。
「まあいいか」と、手を抜いてしまうと、破損した状態でバイヤーさんに商品が届いてしまいます。バイヤーさんの不満足はもとより、補償対応など、その対応には、膨大な時間と労力がかかってしまいます。このようなことを未然に防ぐために、「梱包は命!」と考えておきましょう。
送り状やインボイス、パウチの重さは、発送の重量には含まれません。重量の区切りを超えそうな場合は、梱包にパウチを貼らずに郵便局で持ち込みます。
多くの郵便局は、国際郵便の扱いに慣れていない事が多いです。よって、局員さんが「送り状やインボイス、パウチの重さは、発送の重量には含まれない」事を知らない場合があります。窓口に差し出す際は、必ずその旨を胸を張って(苦笑)郵便局員さんに必ず伝えて下さいね。