こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
eBayのFeedback(評価)には、返信機能があることをご存知でしょうか?
この機能を上手く使っているユーザーはほとんどいません。この記事では、Feedback(評価)の返信機能について、便利かつ有益な活用方法を紹介していきます。
eBayで購入したり販売した場合、その取引に対し、セラー、バイヤーとも、お互いにFeedback(評価)を残すことができます。
バイヤーはセラーに対し「Negative(悪い)」「Neutral(どちらでもない)」「Positive(良い)」のいずれかFeedbackに加えて、DSR(Detailed seller rating)にて、Item as described(商品は説明通りだったか)、Communication(コミュニケーションは円滑だったか)、Shipping time(配送期間は適切だったか)、Shipping and handling charges(配送費用は適切だったか)の4項目について残すことができます。
セラーはバイヤーに対し「Positive」を残す、もしくは残さないという2つの選択となります。
eBayにおけるFeedback(評価)の返信機能で、最もよく使われているのは、いわゆる「Negative(悪い)」の評価をもらった際です。
例えば、以下のような事例です。
(評価コメント)
CD booklet extremely worn, seller hides damage and blocks you after questioning!
(訳)CDのブックレットがひどく傷んでいた。セラーはダメージを隠していた!
(評価に対する返信)
Refunded, retaliation for being blocked. Buyer misunderstood, never faked pictures.
(訳)返金済みです。バイヤーの勘違いで、決して嘘の写真は使っていない。
といったやり取りがなされています。
恐らくこのセラーは、問題を解決しべく、バイヤーと連絡をとったり、返金をしたりして、「Request Feedback revision」(評価の変更)を依頼したはずです。
その上で、Negative(悪い)評価が変更されなかったのだとすれば、大変残念なことではあります。しかしながら「クレームに対して対応済みである」と、コメントが入っていることで、次に購入しようと思っているバイヤーに対して安心感を与えることが出来ます。
バイヤーから何らかの理由でNegativeをもらった際に、返信コメントを入れるセラーは少なくないです。むしろ、前述の例の通り、これからのバイヤーに対しての安心感を与えられますので、必須でしょう。
しかしながら、Positiveに対しての「感謝の返信」はほとんど見受けられません。行うことで、他のセラーとの差別化には繋がります。
1. Home > My eBay > Accountタブの左側Feedback > Go to Feedback Forum をクリックすると、以下の画面が表示されます。
または、自身のIDの横にある評価数をクリックして表示される「Feedback profile」から、Feedback Forumへ進むことも出来ます。
2. 右側の「Reply to Feedback received」をクリックすると、受けたFeedbackの一覧が表示されます。
3. 該当取引の右側のReplyをクリックすると、赤枠の返信入力欄が表示されますので、コメントを入力し、Leave Replyをクリックします。
4. その後、自身のFeedback一覧を確認すると、返信が反映されていることが確認できます。
1. 先程のFeedback Forumの右側「Follow up to Feedback left」をクリックします。
2. 右側の「Follow up」をクリックすると、コメントを追記できるページが表示されます。
3. コメント欄に追記したいコメントを入力し、Leave Follow-up Commentをクリックします。
日本のヤフオクも、「評価」に対する返答機能がついています。しかしながら、いわゆる取引がこじれた時に使われる報復コメントの場のような残念な使われ方になっている事がほとんどです。
しかしながら、eBayの場合は、セラーはバイヤーに対して「Positive(良い)」のFeedback(評価)しか残せないため、日本のヤフオクのような報復評価の場にはなっていません(苦笑)
eBayでは、Feedback(評価)に対する返信をすることが出来ます。最もよく使われているのは、いわゆる「Negative(悪い)」の評価をもらった際の返信ですが、「Positive(良い)」の評価に対しての感謝の返信はほとんど見受けられません。よって、ご自身のセラーとしての独自性のひとつになることは間違いありません。Feedback(評価)の種類に係わらず、返信コメントが入っていることで、見込みのバイヤーに対しては、大きな安心感を与えることが出来ます。