こんにちは。
eBay家庭教師の鈴木です。
eBayの2020年秋セラーアップデートの詳細が発表されました。
https://pages.ebay.com/seller-center/seller-updates/2020-fall/index.html
アップデート内容は、以下の4つです。
・Listing & Promoting (出品と宣伝について)
・Shipping(発送について)
・Fees & Financials(手数料と財務について)
・Running Your Business(あなたのビジネスについて)
この記事では、
「Listing & Promoting (出品と宣伝について)」
1. 新しいカテゴリの変更
2. 新しいItem Specificsへの更新と必須項目
3. Seller Hubのパフォーマンスタブの更新
4. Seller Hubの新しいTerapeak Research機能
5. Send Offerの自動設定と送信
6. Promoted Listingsキャンペーンにおける広告レートの更新
7. Below Standardセラーに対するPromoted Listingsの制限
全7項目中、5,6,7項目について、解説をします。
Send Offerとは、
ウォッチを入れてくれているバイヤーさんや
ページを訪れていただいたバイヤーさんへ、
割引価格を提供し、売上を促進する機能です。
この割引価格を事前に設定をし、
適宜、対象のバイヤーさんへ自動送信する、
という機能のようです。
自身がバイヤーの立場で、
「即決商品をウォッチに入れる」
というのはどのような意味を持っているのでしょうか。
「給料が入ったら買う」
「もう少し値下がりしたら買う」
「他のセラーと比較する」
様々な理由があると思いますが、
いずれにしても、何らかの理由で、
購入を躊躇している、ということですよね。
Send Offerは、
ウォッチに入れっぱなしのバイヤーさんを
叩き起こす(笑)効果があります。
是非、積極的に使ってみたい新機能ですね。
Promoted Listingsとは、eBay内の広告とお考え下さい。
eBay内における検索結果以外に、
「関連検索結果」として、出品の露出が増える確率が高くなります。
その広告がクリックされ、購入に至れば、
初めて広告費が発生する成果主義です。
よって、安心して、設定することができます。
広告費は、販売額のパーセンテージを
自由に設定することができます。
今までは、
トレンドレート(そのカテゴリーでの平均レート)が
表示されていましたが、
今回のアップデートで、推奨レートに変わっています。
どう違うのかは、いまいち分かりませんが(笑)
eBayが平均レートに、様々な要素を加えて、
算出した効率の良いもの、のようです(笑)
また、今回のアップデートでは、
Promoted Listingsの効果を
キチンと目で確認できるようになりました。
その結果を参考に、パーセンテージの設定をされると
良いかと思います。
eBayでは、セラーアカウントの健康状態を
Seller levelという手法で表現しています。
Seller Levelは
「Top-rated(上級)」
「Above standard(標準)」
「Below standard(標準以下)」
という3種類で構成されています。
Below standardに落ちてしまう要因は、
・在庫切れでキャンセルした場合
・セラーがケース(クレーム)を解決できなかった場合
の2つが増加することです。
要は、eBay的には、宜しくないセラー、ということになります。
よって、Below standardのセラーは、
Promoted Listingsが使えません。
商品の宣伝する前に、通常の販売をしっかりしなさい!!
という事です。
万が一、Below standardになってしまった場合、
eBayは、その回復方法を提示してくれます。
とはいえ、Below~になってしまうと、
手数料のアップ、検索順位の低下、または除外など、
大変なことだらけですので(苦笑)
在庫切れは起こさず、
万が一のケースの際はセラー側でしっかり解決する、
ようにしましょう。
次回は、
「Shipping(発送について)」
「Fees & Financials(手数料と財務について)」
を解説する予定です。
今日もお読み頂き有難うございます!!