• eBay輸出で笑顔の旅を:)
    Pocket

    こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。

     

    eBayでの取引を始めた際、多くの方が「日本人と海外の方のコミュニケーションスタイルの違い」を感じるようです。この記事では、筆者の友人の事例を使って、解説します。

     

     

    海外のバイヤーさんは物事をハッキリという

    筆者の友人のAさんは、サマンサさんという、アメリカ在住のeBayのお得意さまがいます。そのサマンサさんが、バケーションでカナダに行かれた際、わざわざお土産を買ってきてくれたそうです。それは、海外でしか売っていないキティちゃんのグッズだったそうです。Aさんは、サマンサさんから「キーホルダーか、ぬいぐるみか、どっちがいい?」って聞かれた際、「どっちでもいい」と答えました。すると、サマンサさんは、不思議そうに、「Aちゃん, 私の言っていることをちゃんと理解している?私はキーホルダーか、ぬいぐるみのどっちがいい?って聞いてるの」と返信があったそうです。Aさんとしては、サマンサさんのオススメを選択しようと思ったようですが、サマンサさんは、理解できなかったようです。

     

    「どっちでもいい」というのは、日本ならではの回答のようで、海外では「意見がない」と思われてしまうようです。

     

    日本人と外国人のコミュニケーションスタイルの違い

    eBayのバイヤーさんは、「私はこれが欲しい」「あなたの提案してくれた金額は高すぎる」など、ストレートに自身の考えを主張してきます。

     

    日本の場合だと、「せっかく金額をご提案頂きましたが、当方の予算には合わないようです。」と、相手に失礼のないよう、表現が少々回りくどくなってしまいがちです。

     

    英語と日本語の構造の差もあります。日本語は、その構造上、結論が見えにくいのです。それは、主語と述語が離れる傾向にあるからです。英語の場合は、主語と述語が近い位置にあるため、必然的に回りくどい表現にはなりにくい言語と言えます。

     

    日本人は、「相手の気持ちを察する」「空気を読む」といった、周りに気を使う文化です。しかしながら、外国人の場合は、声に出して、実際に声を出し、表現をする事でコミュニケーションを取るスタイルが一般的といえます。

     

     

    日本人は調和を優先し、外国人は主張を優先する

    日本では、自分の気持ちより、相手の気持ちを尊重することが「美しい」とされている風潮がある場合があります。よって、「ご飯はどこに食べに行こうか?」と聞かれても、まずは「何でもいいよ」とか「お任せします」としてしまう事があります。日本では、相手への思いやりになるのかもしれません。また、「目は口ほどに物を言う」ということわざのように、相手の気持ちを察しましょう、という風潮があります。

     

    ところが、例えばアメリカは、多種多様な人種が集まって形成されています。「相手の気持ちを察する」事が難しいのです。よって、ジェスチャーを交えながら、ハッキリと意見を伝えないと、生きていけないのです。eBayでのバイヤーさんとのコミュニケーションにおいては、自身の意見をハッキリと伝えないと、「このセラーは何を考えているのか分からない」と信頼できなくなってしまうことに繋がるようです。日本人は調和を優先し、外国人は主張を優先します。これは「単なる文化の違い」ですので、いい、悪いの話ではありません。しかしながら、海外のバイヤーさんとは、そういったことを認識した上で、コミュニケーションを取ることが重要です。

     

    筆者も、「こんなに他人に話していいの?っていうくらいプライベートな話を沢山してくるバイヤーさんや、いきなり「Hi,friend!!」と言われることには、ちょっと引いてしまったことがあります(苦笑)eBayのバイヤーさんとは、自分では「ちょっとオープンすぎかな?」くらいがちょうどいいかもしれませんね。

     

     

    今日のまとめ

    この記事では、自分の意見をはっきり言わない日本人と、自分の主張をはっきりと出していく外国人のコミュニケーションスタイルの違いについて解説をしていきました。eBayビジネスを行う上で、英語を壁に感じる方がいらっしゃいますが、英語というより、こういった文化の違いに戸惑う方が多いのかもしれません。
    もちろん、日本人の礼儀正しいところや謙虚さが、世界に評価されている文化ですので、そういった点は大事にしていきたいところですが、円滑なコミュニケーションはビジネスの根幹でもあります。解説をしただけでは、なかなか伝わりづらい点がありますので、是非「習うより慣れよ」の精神で、ドンドン実体験をしていく事が重要です。






    記事がお役に立てましたら、応援のクリックをお願い致します!!

    にほんブログ村 小遣いブログ 海外輸出・輸入ビジネスへ
    にほんブログ村

    輸入・輸出ビジネスランキング

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です