こんにちは。eBay家庭教師の鈴木です。
PayPal(ペイパル)は、2019年9月時点において、日本におけるeBayの唯一の決済手段です。よって、eBayでの取引を行う場合の重要な役割を果たしています。
日頃のeBayでの販売に関する操作は、eBayのサイトが中心です。PayPalでの操作は、売上管理をしたり、資金を銀行に引き出す程度です。しかしながら、取引で何かトラブルが合った場合には、PayPalに問い合わせをする必要がある場合もあります。この記事では、PayPalについて、そのカスタマーサービスの内容を含めて、解説をしていきます。
まず、PayPalについて、改めておさらいをしておきましょう。
PayPalは、アメリカを中心に、世界中に広く普及しているインターネットにおける「支払い」と「受取り」を安全に行うことができる決済サービスです。
世界2億人以上、190の国と地域、1500万店舗以上で利用されており、21通貨以上に対応しています。よって、海外との取引に大変便利な決済手段です。
金銭の授受をPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がなく、安全なサービスとされています。
PayPalが進出している国の成人(日本では20歳以上)の方が利用いただけます。
元々は、PayPalには日本語サポートは行われておらず、eBay同様、全て英語での対応をなっていました。以下は、筆者の2000年頃の取引の画像です。
PayPalのサイトについては、2007年3月から、日本語でのサイト表示が徐々にスタートし、日本国内の電話問い合わせカスタマーサービスが新設されています。
カスタマーサービスの拠点はシンガポールです。カスタマーサービスに対応するスタッフには日本人はおりませんが、流暢な日本語による丁寧な対応には定評があります。特にeBay初心者の人にとっては頼もしい存在といえます。
PayPalの日本での普及率は、正直まだまだ低いです(苦笑)2018年からスタートしたQR決済「PayPay(ペイペイ)」の方が、一気に有名になってしまいましたね(笑)
そんな中、NETFLIX、Hulu、Spotifyのデジタルコンテンツ、YouTube、Facebook、小売では東急ハンズ、ヤマダ電機、ローチケHMVなどの決済手段として使われています。
また、個人や中小企業でも、支払いの仕組みを簡単に設定できることから、セミナーや教材などの決済にもよく使われています。
eBayは、英語のサイトになりますので、初心者にとっては一定の慣れが必要になります。しかしながら、PayPalは日本語に対応していますので、非常に安心です。
何かあった場合の対処方法は項目別にPayPalのサイト上に整理されています。
例えば、アカウントの新規作成や変更、本人確認の仕方、月額で支払うような定期決済や購読、なりすまし・フィッシングメールの対処方法や、バイヤーから異議、クレームが有った場合などのセキュリティやトラブル対処法が項目別にかなり細かく網羅されています。PayPalのページ内を検索するだけでも、かなりの確率で起こった問題を自己解決する事が可能です。
PayPalのカスタマーサービスへ問い合わせをする場合は、フォーム(メール)と電話の2通りの方法があります。まず、PayPalのトップページから一番下に画面をスクロールし、「お問い合わせ」をクリックします。
以下より、希望の連絡方法を選択します。
電話の場合は、アカウントを持っていなくても、問い合わせる事が可能ですが、フォーム(メール)での問い合わせは、既にPayPalのアカウントを持っている方に限られます。
PayPalへのフォーム(メール)での問い合わせに対する回答までの所要時間は、概ね24時間以内です。
回答は文頭に必ず個人名がはいります。
解決が早いのは、圧倒的に電話です。フォームは、対応時間内に電話ができない場合に使います。
eBayの唯一の決済手段であるPayPalはサイトもサービスも日本語対応がなされています。疑問やトラブルがあった場合は、サイト上にその解決方法が相当数網羅されていますが、最も早い解決は、直接問い合わせをすることです。フォーム(メール)と電話がありますが、電話の方が、圧倒的に解決時間は早いですので、積極的な利用をお薦めします。
PayPalの電話番号をクリックすると、アプリが立ち上がります。メニュー内の「Skype」を選択すると、スカイプ通話で入電することが出来ます。なお、Skypeは日本のフリーダイヤルは非対応ですので、03~の有料通話側を選択します。